●ワークショップなど

夏の「マイム短期講座」開催 ●第一期:8/2(土)3(日) ●第二期:8/9(土)10(日)  
                  
会場:おうめ遊芸舎スタジオ 

仮面とマイムのワークショップ  ●7/25(金)〜28(月)  於:鬼無里村 

更新 7/5

What's New

◆日韓合同公演「夜空」終わる
◇昨日、昨日の二日間で3ステージ、「良い舞台だったのにお客様が少なくってもったいない」という多くの方の声、
もう少し呼べると良かったのですが最後は客席の手拍子も加わり熱く終わりました。
友人の感想にもあったのですが、隣国・韓国の文化に直接ふれる機会はまだまだ少ないようです。
長い間文化交流が閉ざされていた為でしょう、最近になって漸くお互いに行き来が盛んになりましたが、
TVの韓国ドラマの異様とも言えるブーム以外には生のステージへの感心はもう一つのようです。
まだ近くてそして遠い国と言っていいかも知れません。

 エネルギッシュな音楽と見事な跳躍や回転を交えた踊りに、自然に身体がリズムを刻み出し熱くなる。
昨夜の韓国古典音楽の若者達にステージに、来て下さったお客様も充分に堪能していただけたと思います。
また次の機会にはぜひ、と言いたいところですが韓国から10人近い人を招聘しての公演となると、我々だけの
力では限界があります。今回もプロデューサーがあちこち手を尽くして、漸く杉並区から補助金を頂くことが出来
何とか実現しましたが、実際にかかった費用はその数倍になるでしょう。
半分以上は我々の自己満足なのですから当たり前と言ってしまえばそれまでですが、文化交流がもたらす意義を
もうちょっと評価して貰えるときが来ることを願っています。
 お客様の多少にかかわらず精一杯力を出し切ってくれた韓国の若者達に感謝です。
 

   
◆落語の会      
6/30
◇一昨日、青梅舞台芸術フェスティバルの一環として、「三遊亭遊馬独演会」が青梅・宗建寺本堂で行われた。
午前中は法事が行われていた本堂があっという間に寄席に変わる。
ここのご住職は我々フェスティバル実行委員会の中心メンバーで、何に何回もコンサートやら何やら(私も数年前にインド
舞踊をやらせていただいた)企画されており、実に手際よくあっという間に準備完了。
満席のお客様で大いに盛り上がった。
遊馬師匠はこの春めでたく真打ちに昇進、今まさに旬の勢いで二席があっという間に終わり「もうちょい聴きたかったなぁ」
と言う程よい余韻を残してお開きに。
落語ブームと言われる昨今、都心の寄席は数年前には考えられない盛況で、
若い人も日本の伝統藝を再認識しているようなのは嬉しいことだ。
一時のブームで終わらないことを願うばかり。
遊馬さん(だんだん呼び方が変わっているが)、実はうちのカミさんのいとこの旦那さん、
つまり血のつながりはないが私の親戚になる訳で、だからといって身びいきでは決してなく、
大きな芸風でこれからどんどん実力を付けていく噺家だと思う。ぜひ皆さん応援して下さい。
そして何かで名前を見かけたら一度聴きにいって下さいね。

◆生きる力            6/26
◇我が家のそばに新しくバイパスを通すと言うことで昨年から家の立ち退きが始まり、だいぶ景色が変ってしまった。
当然家ばかりではなく立木、植木も根こそぎ切られる運命となり、春を前に桜の大木がいとも
簡単に根を残して切り倒された。
もう少しで見事な花が見られるという矢先の出来事に言葉もなかった。
何も切らなくても道路の真ん中に桜があっても良いと思うのだが、とにかく邪魔者は排除と言うことなのか。何時もこの脇を通って出掛けるので切り株を見ながら寂しい想いをしていたのだが、暫くするとこの切り株の根本に櫻の花が咲いている。桜としてはまだ命があるので、別にただ時期が来たから花を咲かせたまでのことなのだろうが何とも痛々しい。そして梅雨にはいるや、どんどん枝葉をのばし
今ではご覧の通り。 
このまま次の春までいてくれたら見事な花を付けるのだろうか。奇妙な花見になるだろう。
いまこの脇を通るとほのかに甘い桜の香りが漂っている。切り株から桜の命が香となってほとばしり出ているのだろうか。
なんとも生々しく、そして妖しい想いに駆られるのは何故だろう。



「花音」                  
6/22
◇辻幹雄さんの新しいアルバム「花音」発売記念コンサートが今日サントリーホール・ブルーローズで行われました。
沢山のお客様が、それも九州、四国、和歌山など遠方から来られた方も多く、盛況の中で無事終わりました。
辻さんの新曲には、他の作品同様過去から未来へと流れゆくゆったりとした時を感じます。
自然に対する辻さんの姿勢が曲の中に優しさや柔らかな心となって現れてくるのですね。

 さて、終わってから言うのも何ですが、私の舞った神楽や、私の教えている専門学校(東京アナウンス学院)の
生徒による巫女舞もお陰様で好評でした。そして今日が最初で最後の熊野本宮大社以外でのお披露目になるでしょう。
さて当然のことながら神楽は神様に捧げる舞ですから、通常は神殿に向かって舞う訳で見る場合は背中からに
なります。今回のように客席に向かって舞うと言うことは基本的にない訳です。
ということで今日見て下さった方は実に貴重な機会に巡り会われた訳です。
「それならもっと前に言ってよ!」と言われそうですね。
ごめんなさい、私も自分が舞うことでもう目一杯でそれ程貴重な機会だと言うことを忘れていました。
熊野から九鬼宮司さんを始め神官さん達も来て下さり、無事舞終えたことで私も肩の荷が下りた思いです。
たった6分弱の短い時間でしたが、いつもの2時間近い舞台と同じように疲れました。
 
 巫女舞を舞ってくれた専門学校の生徒達も、短い稽古期間だったにもかかわらず良くやってくれました。
そして歌の青梅の子供達も本番では実に堂々と歌ってくれて、改めて子供の力を見直したこの日です。
これは余談ですが、私の娘も神楽の歌い手で参加し初めての親子共演、ちょっと嬉しい出来事でした。
上の息子や娘とはマイムの舞台で何回か共演しているのですが、下の娘とは今回が初めて。
記念の日になりました。
それからこの新しいアルバムには、私のマイム「幻の蝶」(作品タイトル)の音楽も収録されています。
これで「幻の蝶」(公演タイトル)の曲は全部CDになったわけで、辻さんに感謝!です。



「KAMEN」       
6/13
◇昨日、136回目の公演は沢山のお客様に来ていただき、お陰様で満席となりました。
何回も見て下さっている方、何年ぶりかで見たという方、そしてこれが初めてのマイムという方、それぞれに
思い思いの感想を下さいました。皆様、ご来場有り難うございました。

パンフレットに書いてしまってから、これはパンフには書かない方が良かったかなあとちょっと後悔したのですが、
仮面を着けて演じる事に年々しんどさを覚えてきています。
でも誤解のなきよう、決してイヤになったのではないのですよ。むしろ演じるほどに仮面を操ることの面白さや、
仮面を着けての演技の奥深さに楽しさは増しているのです。
ただただ、仮面の演技の微妙さが判れば判るほど、その微妙な表現を持続する為に極度に集中していくのです。
当たり前と言えば当たり前ですよね、舞台で集中しない役者は当然駄目な訳だから。
でも、仮面を着けないときとは明らかに違う密度を要すると言ったらいいでしょうか。
仮面に顔を覆われ、しかも動かないように面紐をギリギリと音がするほどに締めると、もう密室に閉じこめ
られたような閉塞感、圧迫感を覚えるのです。
要するに、そんな状態を乗り切る気力と体力の問題なのですよ、しんどいのは。
全体で約80分、6作品ですからひと作品が10分前後、その一本一本を終えて仮面を取り替えるときの、
ほんの少しの時間の開放感は何とも言えない心地よさ。

昨日も照明のスタッフの方とそんな話をしたら、「そりゃあ、孫悟空の頭のあれだね。」
あれとは【緊箍(きんこ)(=悟空の頭にはめられた輪)】と言うのだそうです。
まさにそんな感じです。ちょうどこめかみの辺りを締め付けるので、体調が悪いともう大変で頭は
割れるように痛くなるは、気持ち悪くなるは。面を外したときは悟空がその呪縛を解き放たれたときのような
開放感となる訳です。
この息苦しいほどの緊張感を持続する精神力がどうも年々希薄になってきているのではないかと、
矢張り年と共に体力に自信が無くなってくるとそんな風に弱気になることがあります。
でも演じ終えたときの爽快感はまた格別で、実はこんな泣き言を言いながらこのつらさが好きなのかも知れないなあ、
と思っています。だいたい私はマゾの気があるようで、昔から稽古でも痛くて辛いことに快感を覚えてしまうのですね。
まあこの喜びを感じている間は演じ続けられそうです。

来年のこの時期に再演の予定です。今回見逃した、と言う方はぜひ私のマゾ振りを見に来て下さい。



「プラテーロと私たち」         6/2
◇一昨日、青梅織物組合会館で100名近いお客様に来ていただいて無事終了しました。
半分近い方がマイムを見るのは初めてと言うことで、客席は初めちょっと堅い空気がありましたが、直ぐにそんな
空気も和らぎ良い形で一時間半強の舞台を見ていただきました。 会場はレトロな雰囲気の木造の建物で、
2回に大きなホールがあるのですが劇場ではないので照明を持ち込み、舞台や客席も自分たちで工夫した所、
既成の劇場にはない手作りの心地よい空間が出来上がりました。これまで殆ど活用されてこなかったようで、
今回の公演が切っ掛けになってもっと有効に使われると良いのですが。

 さて、青梅の舞台芸術フェスティバルは17年の歴史があり、市民有志や幾つかの団体が集まって運営しています。
自分たちが好きなものを好きなようにやるということで一切行政の支援を受けず、多少の寄付はあっても制作費の
全てを実行委員達が一枚一枚切符を売った収益でまかなってきました。青梅のような地域の繋がりが強い土地で
なければ出来ないことでしょう。ただ反面、こうしてやってこれると言うことがともすると仲間内の楽しみで終わって
しまう面もあり、一般の方に情報が流れないという事は今後検討の余地があるようにも思います。
 それにしても17年も続け来たということは大変なことです。行政も広報面などでもっと協力してくれると良いのですが、
良くも悪くも一切係わってこないのが不思議です。青梅の文化活動としてもっとアピールすれば、多少でも市外から
人を集めることも出来るだろうに。もったいないことです。
 でも確かに行政からお金でも出ると余計な口を挟んでくるでしょうし、それはとても有り難くなく煩わしいことではあり
ますが。フェスティバルの仲間同士の打ち上げは和気あいあいと楽しいものでした。
これも一切を手作りで作り上げた仲間だけだからでしょうね。

 フェスティバル次回の催しは、今月28日(土)17時から宗建寺というお寺の本堂で落語の会です。
出演は三遊亭遊馬さん、この四月に真打ちに昇進した今まさに旬の落語家です。実はこの遊馬さん、
私の連れ合いのいとこの旦那さん。判りますか、私の親戚なのです。どうぞ見に、イヤ聞きにかな、来て下さい。
私もこのフェスティバル実行委員なので、この時はスタッフとして会場にいるはずです。
お寺で落語、レトロな織物会館やらお寺やら、こんな会場でフェスティバルが出来るのも青梅ならではでしょう。
楽しい町ですよ、青梅は。                                



大田こども劇場ワークショップ     
5/24
◇昨日は二回目のワークショップ。途中休憩(およそ半分がこども達なので途中で夕食を取るのです)
をはさみ正味一時間半。前回同様、前半は楽しく身体を動かすことをテーマに、ゲーム感覚の身体遊びが中心。
後半はパントマイムのテクニックを軸にして身体の動かし方や意識の仕方、或いは同じテクニックが
状況に応じてどのように変わっていくかを体験して貰う。
いずれ作品を作って演じようと言うことなので、少しずつ作品作りに向けて心の準備もして行こうと思っている。
毎回ほぼ全員の出席で賑やかに、そして楽しく、それでいて真剣に取り組んで下さるのでやりがいがある。

私の楽しみは他にもう一つ。夕食に用意して下さる主宰する荒川さん手作りのお弁当。これが美味しいこと。
昨日も弁当の重の蓋を開けると色とりどりの料理が綺麗に並んんでいて、ついつい食べ過ぎ後半は動くのが
苦しい状態。手作りにこだわる、料理だけではない、舞台も一緒、子育ても一緒、何もかにも一緒です。
一品一品想いを込めて作ると言うことが何処の世界でも手抜きになっている。

そう、ワークショップでもう一つ感じたこと、それは・・・こちらを。


暫くぶりに          
5/21
◇ラフトでのシリーズ企画第一回目は満員のお客様で熱い熱気の中無事終了しました。
記念すべき船出の舞台に来て下さった皆さん、本当に有り難うございました。
これから気長に続けていこうと思っているので、最初に躓くとちょっと意気が下がってしまうところでした。
明石 現さんのギターソロ、二人での、といっても殆ど私がしゃべってしまったのですが対談を交え、
予定を大幅に越えて約2時間、たっぷり演じました。
お客様からも大きな舞台では味わえない、小空間ならではの客席との一体感が心地よかったという声を
何人も頂きました。演じる私たちもそれは同じ、客席の皆さんと会話を楽しむような時間でした。
まさに手が届くような客席との距離、うまくいけばこんなに心地よいことはないのだけれど、小空間の怖さは
滑ってしまったとき。空気が濃密なだけに落ち込んだときの深さも格別。
初回の成功でいい気にならないように気をつけないと次回はとんでもないことになってしまいそう。
次回のゲストは庄崎さん。私が是非皆さんにご紹介したいパフォーマーです。
サインマイムを交えた独自の世界が見物です。
どうぞお見逃しのないように、予約は出来るだけお早めに!!!



◆青梅大祭と太鼓コンサート           5/5
◇毎年5月の二日、三日に行われる青梅大祭、今年は生憎、雨模様の天気で人出も今ひとつだった。
それでも年一度、この二日の為に生きているんだという青梅ッコ達は雨など関係なく熱かったです。
古い街でありながら青梅は開放的で、わたしたちのような新参者もすっと祭りに受け入れてくれる。
私も越してきて二年目の大祭では交通係の役を貰い、山車の巡行に付き添った。沿道から見るのとは違い
行列の中にいると自然と盛り上がるもので、しんどかったけれど町内の一員に加われたという実感があった。
 ただ自分は生来が冷めた性格なのか、役のない時はそれ程熱くはなれず、ちょっと参加くらいがほどよく
祭りを楽しめる。祭りの喧噪から離れ、我が家の庭で庭木の手入れなどしながら祭り囃子の音を聞くのも
良いものです。青梅にもこんな人もまた結構いるのではないでしょうか。
いずれにしてもここ青梅には自然や風物で四季に節目がある。祭りが終わると一年が過ぎたという一抹の
寂しさが残るが、この寂しさがまた良いのです。この寂しさの後には熱い夏がやってくる。

 昨日は両国にある江戸東京博物館に行ってきました。行ったことのない方、一度行ってみて下さい。
江戸から昭和にかけての東京の街の移り変わりを、実物大の建物やジオラマなどで見せてくれます。
なかなか見応えがあって面白いですよ。戦中や焼け野原となった終戦後の東京の街の様子も展示されていて、
戦争なんて遠い昔のことと思っている若い人達にもちょっと考える切っ掛けにはなるのでは。
戦争は繰り返してはいけない、悲しむのは普通に生活している人達です、何処の国でも。

 唐突だけれど「憲法9条」若い人ばかりではなく改めて読み直してみなくては。
沢山の命と哀しみを土台にして生まれた、日本が世界に伝えなくてはいけない宝物だと私は思っています。

そういえば昭和の住宅が移築されていて、自由に家に上がれるようになっているのだけれど、
この家にはちょっぴり苦笑い。わたしたちが今住んでいる家がまさに展示されている家そのものなのです。
戦後直ぐに建てられた家なのでもう築60年近くになる訳です。 上がっていた人達が懐かしそうな顔をして
「良いねえ」と言っていたのだけれど、確かに我が家には不思議と心が落ち着くなにかがあるのです。
家に来られた皆さんがいつも「ホッとするね」と言ってくれるのですよ。

ところで昨日の本当の目的は別なんです。朝日カルチャーの生徒さんが永年太鼓をやっていて、
そのミニコンサートを聴きにいったのです。TAWOO太鼓道場の皆さんの出演、全身を躍動させて打ち出す
太鼓の音に聞いている我々も自然に身体が反応していく、とても気持ちの良いものでした。
出演している皆さんの打ち終わった後のすがすがしい顔、汗をとばしながら思う存分叩く。
さぞすっきりするんだろうな。太鼓は聴くものではなく叩くものかな。「同じ阿呆なら叩かにゃソンソン」か。
太鼓にはこの歳になっても憧れます。


「幻の蝶」のページを作りました。
◇来年で初演から30周年になる「幻の蝶」、公演記録や30年を迎える想いなどを纏めてみようと思い
新しくページを増やしました。公演を迎えるまで少しずつ書き足していきます。
「庭の四季」、私は写真を撮るばかりで花の名前を殆ど知らなかったのですが、
朝日カルチャーの生徒さんに詳しい方がいて、ホームページに載せるごとに名前を知らせてくれるのです。
これまで雑草だからと出ると直ぐに抜いていたのが、名前が判ったとたん抜けなくなってしまい今我が家の庭は
雑草も一緒に咲いています。



本業もしっかりやらねば     4/28
このところ花の写真や、青梅の写真や情報ばかり更新して、本業のマイムのページが余り変わっていません。
でも実は密かに新しいページを作っていたり、新作のプランを考えていたりしているんです。
出来次第、少しずつ公開しますのでお楽しみに。

さて、先週末金曜日の夜、大田こども劇場の親子で取り組むマイムのワークショップ第一回目がありました。
32名(34名だったかな)、とにかく沢山の参加者でした。この企画は1回限りではなく、月に1回のペースでまずは
今年いっぱい続けて、年末には有志で小品を作って発表しようということになりました。
何でも手軽に短期間で形にしようというのばかりですが、最初から直ぐに簡単にできるとは思わないことを確認しての
スタートなので、時間を気にせずに急がずじっくりと取り組めるのでとてもやりがいがあります。
このワークショップの経過は新しいページを作ってご報告しようと思っています。
こどもも大人も分け隔て無く一緒に取り組んでいくと言うのが良いですね。

主催する荒川さんが最初に参加者に言った「このワークショップは人間学を学ぶんだと思って下さい。」と言う言葉は、
まさに私がマイムを永年続けてきて実感することです。マイムを探求することは人間を見つめることに他なりません。
まずはこの一年、大田こども劇場の皆さんとじっくりお付き合いをしていきます。



二つのコンサート      4/21
◇土曜に三味線の高橋竹童さんのコンサートが市民会館で、そして日曜には私もやらせていただいた二俣尾の泉蔵院さんで チェンバロと 歌と語りのコンサートがありました。  竹童さんのステージは本職の津軽三味線ばかりではなく胡弓や尺八も聴かせてくれ、 軽妙な語りで三味線の事を解りやすく紹介したり、また師・竹山さんの思い出話もありと楽しみました。 宣伝が思うようにならなかったのか客席が寂しかったのがちょっと残念。

 翌土曜日には上の写真・泉蔵院で、生ではなかなか聴く機会の少ないチェンバロと歌、そして語りの組み合わせで女性三人によるコンサートがありました。泉蔵院さんはまだ建て直されて間もない新しいお寺で、ご住職の森さんが地域の方に身近に舞台を楽しんで貰おうと、積極的にコンサートなどを企画しています。今回は四回目になりだいぶ地元に定着してきたようで嬉しいことです。
    
私は初回にインドから招いたサーランギとタブラのコンサートを開いていただき、また昨年秋には三味線の今井田歌さんと私のマイムによるジョイントの舞台をやらせていただきました。こぢんまりした空間で毎回地元の方々を中心に満席。

今回のコンサートはバロック音楽や日本の歌曲、そして「竹取物語」の語りとバラエティーに富んだプログラムで楽しいステージでした。何と歌の小礒朋子(千曲風羽)さんは三年前に私のマイムを見て下さっていたそうで、またつい先月と、そして先日私が熊野にから帰った直ぐ後に、同じ熊野でコンサートをされていてビック リでした。とても優しく柔らかな声が渡邊温子さんのチェンバロの音とぴったり合っていて心地よかったです。チェンバロを生で聴くのは久し振りでしたが、お琴のような音色も出せるのに新鮮な発見。矢張りアコースティックな楽器が私は好きです。そして野田香苗さんの語りも、言葉を一つ一つ大切にされていてとても聞きやすく楽しみました。

なかなかに充実した週末でした。



昨日、熊野から戻りました。     4/17
◇熊野、良かったです。「春の例大祭」で舞われた男舞、とても良い舞でした。
権祢宜の大西さん、実直なお人柄が舞に出ていて大らかでゆったりと大きな熊野の持つ
雰囲気をそのままに伝えてくれました。二泊三日の短い旅だったけれど、いろいろと感動
することの多い中身の濃い旅でした。それにしても熊野は遠い、まだまだ秘境です。
写真や旅の様子はこちらに 熊野日記



明日熊野に行きます。     4/13
◇明日熊野に行き、15日の「春の大祭」で初めて一般公開される神楽舞を見てきます。
舞われる大西さん、木訥とした好青年。大らかな舞が実に見事です。
一観客として今からワクワクしています、と言いたいところだったのに、実は6月22日に
サントリーホールで辻幹雄さんのコンサートが開かれるのですが、その折りに熊野の神楽二曲
が舞われることになりました。そしてこの男舞を私が舞わせていただく事になったのです。
急にそのような運びになり、観光客として楽しむつもりがそうは行かなくなってしまいました。
今回は私が勉強してこなければ行けません。彼の大らかさをしっかり学んでこなければ。
「男舞/熊野」と「巫女舞/祈り」は一年ごとに交互に舞われるようです。
となれば来年も行かなくてはなりませんね。

そう、今日「ゆふぎ亭」を共催しているふじもりさん宅に行き、夏に予定している「仮面とマイムの
ワークショップの打ち合わせをしてきました。もう暫くしたら詳細をお知らせします。
面白い企画になりそうです。興味のある方是非ご参加下さい。




◆でもサプリは飲まないぞ!      4/9
◇昨日「精力善用」なんて書いたら今朝の新聞に三浦雄一郎さんの談話が載っていた。
72才にしてなおチョモランマ登頂を目指す三浦氏。気力は体力によって維持される、と言うような話で
この談話はサプリメントの広告なのだが、それはそれとして我が意を得たりの想い。
年を重ねれば重ねるほど目標を立て努力するようにして行かなくては、ずるずると惰性にはまる。


「精力善用」       4/8
◇舞台に立つときばかりではなく日常の生活の中でも、年々確実に衰えていく肉体を否応なく実感するときがある。
例えば電車に乗るときには始発駅なら一台遅らせても座って乗る。
元々繁華街は嫌いなのだがますます出掛けなくなった。人疲れがとてもイヤなのだ。
新宿、渋谷などにたまに出るともうとにかく人のいない方を目指してしまう。
人混みを泳いで歩く体力、気力がない。若いときは一日新宿を歩き回っていたのに。
 なんて年寄りじみたことを言ってみたが、私には生涯現役でいたいという強い思いがある。
一日生きると一日持ち時間が少なくなる、と言う事実は自分の手持ちの時間を無駄に出来ないという思いに繋がる。
残された時間を出来るだけ長く舞台に立っていたいと思う。
 
 6月の「KAMEN」は時間は短いけれど高い集中力が必要な作品だ。その集中力を持ち続けるには矢張り体力。
昔、高校の恩師がよく言っていた言葉に「精力善用」という言葉があった。若かった我々に持て余すエネルギーを
如何に使うべきかを言っていたのだが、今になってまたこの言葉が身に染みて来るようになった。
気力と体力とは車の両輪のようなもの。どちらが欠けても舞台に立てなくなる。
まだまだ熱い想いを持って日々を過ごしていく為に、「精力善用」だぁ!。


久し振りにのんびりと    4/4
◇息つく間もなく過ぎた三月、初めて共演した音楽家の皆さんと実に楽しい日々でした。
なんて今になればで、公演前は身の縮むような、胃の痛くなるような日々だったのです。
今年は自分を久し振りに追い詰めていこうと思っています。
このまま老化してしまうのだけはごめんです。 思いついたことをやっていくこと、
そして新しい作品作りに挑戦すること、これを課題に今年一年を過ごしたいと思います。

4月に入って直ぐの二日間、娘や孫と青梅の周辺で思い切り遊びました。
良いですよこの辺りは。近場にいっぱい楽しめるところがあるのです。
日原の鍾乳洞、丹波の日本一というローラー滑り台、尾のトリックアート美術館、
どれも楽しかったです。お勧めです。
そして極めつけは高尾山のロープウエイ、下りに是非乗ってみて下さい。
高所恐怖症の私にはスリル満点でした。
丹波には良い温泉があるし、高尾の駅下の蕎麦も美味しかった。
まあ蕎麦については青梅やあきる野にもっと美味しいところがあるけれど。
なんて高尾の皆さんごめんなさい。左の写真は日原の鍾乳洞。




カミラさん    3/25
◇昨夜、あのトーキョーワンダーサイトで、東京に係わる文化・芸術の研究・リサーチを行うプログラム
に参加するために、ドイツから招聘されたフルート奏者/カミラ・ホイテンガさんのデモンストレーションがありました。
プログラムの一つを、創作面師ふじもりさんの仮面による「KANAWA」の一部をカミラさんのフルートで上演する
ことになり、一昨日初顔合わせし、そして昨日上演しました。たった一日、それも二時間弱のリハーサルでしたが
、とても呼吸が合わせやすく気持ちよく演じました。

このところ初顔合わせでの舞台が続き、良い緊張を味わうことが出来ています。
いずれの方々も百戦錬磨で、流石です。

それにしてもあの問題があったワンダーサイトですが、意図するところは良いですよね。
良い企画なのに知事の公私混同がミソをつけた、と言うところです。
どうしようもない新銀行への追加融資なんてきっぱり止めて、こういう活動にお金を出して欲しい。



「KAMEN」急遽公演決定!!     3/25
 
◇毎年初夏の恒例公演となりました「KAMEN」を今年も急遽行うことになりました。
 5月から6月にかけての予定が流動的だったためなかなか決められず、
 今年は見送ることになるかな、と思っていたのですがどうしてもやりたく、
 漸くこの時期のスケジュールが固まったので今日決めてきました。
 「幻の蝶」とこの作品は毎年続けていこうと思ってきましたので、ちょっと嬉しいです。
 既に見て下さっている方、どうぞご友人や興味をお持ちの方にお勧め下さい!!!!
 公演までの準備期間が短いのですが、何とか満席にしたいと思っています。
 宜しくご協力の程、切に切にお願い申し上げまする〜う。
    公演情報   KAMEN作品紹介



「花のもとにて」 終わりました。   3/23
◇昨日の暖かさで桜も蕾を開き始めたなか、悪戦苦闘した舞台も終わりました。ホッとしたような寂しいような、
いつもの事ながら複雑な思いです。公演前の作品がままならないときには、もうこんなしんどい思いをするのは
暫く止めようと思ったのに、終わったと思うとまた次はどうしようと性懲りもなく考えているのです。
今年は久し振りに自分を苦しめてみようと、いろいろ計画しています。

今回の作品はまだ消化不良の状態でした。とにかく問題は私のマイム、もっともっと練り込み、
じっくり醗酵させていつかまた再演したいと思います。
歌との共演は今回で2回目、歌詞があるとどうしてもイメージを限定されるのでマイムとは難しいのですが、
川口さんの歌ならまた何かが出来そうに思います。次は「月」の歌でいつか、と勝手に目論んでいます。
そして松尾さんの笛は10種を超える様々な笛を操り、私の心に豊かな情景を描き出してくれました。

                    久し振りの横浜での舞台、チラシを見て20数年ぶりに来て下さった
                    かつての教え子との思いがけない再会、20年とまではいかないけれど
  久し振りの方が何人も来て下さり、嬉しい一日でした。
  足の不便な中、遠路お越し下さった皆様、有り難うございました。

 共演の川口さん・松尾さん・能舞台のスタッフの皆さんと記念撮影。


 ◆「ワザオギの一夜」     3/17
                   ◇一昨日、山口市にある菜香亭で行われた「ワザオギの一夜」は実にスリリング
 な体験でした。なにはともあれ無事公演を終得ることが出来たけれど、我ながら
 ハラハラドキドキの舞台でしたね。
 何せ初対面のミュージシャンの方々、尺八、キーボード、そして伝統ある神楽の
 楽師さんとの共演で事前の打ち合わせやリハーサルは一切無し。
 当日の開演2時間前に全員が集合、そして簡単な打ち合わせのみでもう本番、
 と言うなんとも凄い事に。 どうにかなるさという開き直りが出来るメンバーだったので
 出来たのでしょう。 尺八の山崎箜山(こうざん)さん、神楽楽師であり笛吹であり、
 パーカションもやるという柳井 勇さんと石見神楽の三人の楽師さん、
 そして仕掛け人である作曲家・野岐昇成さん、それぞれに実に楽しく
 音をつけてくれました。 私は顔を合わせるまで何の面識もなく、山崎さんも柳井さんも初対面、野岐さんだけが
 他のミュージシャンとお付き合いがあったのですが、他人からすれば何とも無謀な事をと思ったでしょうね。
 出合った瞬間、お互いに信頼出来る人達だ、という実感だけが私たちの頼りの全てでした。 
 いや、でもでも本当に面白かったです。

 ところで石見神楽では、楽師さん達だけが他のジャンルと共演する、というのはまず無いそうです。
 決まり事の中での演奏でありながら日本の伝統音楽は自在さがあります。
 動きに合わせて尺やテンポを変え見事に盛り上げてくれました。
 山崎さんは尺八の他に土笛も持ってこられたのですが、その音色の何とも柔らかでまろやかなこと。
 いつか東京に来られる折があったら是非一緒にやりましょうと言うことになりお別れしました。
 来年には実現させようと思っています。お楽しみに。
 柳井さんのパーカッションも心地よかった。楽師の皆さん共々また共演したいものです。
 そう12月にはまた野岐さんが声を掛けてくれると言うことで楽しみです。
                     
       
 ◇上の写真が菜香亭。
  ◇左の写真は会場の大広間。
  ◇共演した皆さんとスタッフ。
  ◇打ち上げをした「一心二葉」の
   前で山崎さん。   
 

 

                             
 熊野神社がありました。右は中原中也記念館。
 当日の昼間に散歩に出た折に立ち寄った。

 







「星の王子さま」 公演が終わりました。  3/13 
 ◇昨夜、無事公演を終えました。 原作の世界や、翻訳された美しい言葉の響きを損なわず、
 いかにして舞台に載せるか、それだけを考えて作った舞台でしたが、お陰様でとても好評を頂きました。
 自分が舞台に立たない仕事は珍しく、構成・ステージングと言う立場での舞台作りはとても新鮮で
 楽しい経験でした。 「今回限りでは惜しい」、「もっと再演して」など嬉しい言葉も頂き、出演者・スタッフ
  一同ホッとしています。 来て下さった皆様、有り難うございました。
 

 

■近々の公演や催しは・・・  6/2更新      いずれも前売り券発売中!   

●その他いろいろ

◆「オフィーリアのかけら」動きの指導  8/28(木)〜31(金) 新宿/シアターサンモール
                           
詳細

公演情報 (7/5更新)  幻の蝶/料金を訂正しました。
幻の蝶30周年(6/21更新)
庭の四季 (6/26更新)  Munbo Jumbo (6/23更新)
ワークショップ情報 (6/8更新)
CINEMA情報   Book情報(6/18更新)   片岡寛樹の公演

 

●公演・出演など

「夜空」終了。 有り難うございました。

「MIME in RAFT」シリーズ2  7/18(金)  東中野・らふと  
  チケットがそろそろ出始めました。30席で満席となります。ご予約はお早めにどうぞ。